Ｈ２Ａロケット、発射台へ 日本と韓国の衛星搭載 - MSN産経ニュース

日本と韓国の観測衛星を載せたＨ２Ａロケット２１号機打ち上げの準備作業が進む組立棟＝１７日午前１０時３０分、鹿児島県の種子島宇宙センター 日本初の商業打ち上げとなる韓国の多目的実用衛星３号機などを搭載したＨ２Ａロケット２１号機は１７日、鹿児島県の種子島宇宙センターで１８日未明の打ち上げに向け最終作業に入った。 全長５７メートルの２１号機は、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の水循環変動観測衛星「しずく」も搭載。同センターの大型ロケット組立棟から、台車に載せて約５００メートル離れた発射台へ移動した。 打ち上げを行う三菱重工業とＪＡＸＡなどは計約５１０人態勢。同社幹部は「初の商業衛星打ち上げを必ず成功させたい。隊員の士気は高い」と意気込む。韓国の宇宙開発関係者やメディアも現地入りし、打ち上げに注目している。 Ｈ２Ａの夜間の打ち上げは約２年ぶり。天候は良好で、順調に行けば１８日午前１時３９分に打ち上