「会長ボイコット戦術で手続き進める」橋下市長、野党会派の法定協メンバー入れ替えを牽制 - MSN産経west

大阪維新の会のメンバーのみで大阪都構想の設計図（協定書）を完成させた法定協議会をめぐり、橋下徹大阪市長（維新代表）は２５日、法定協メンバーの入れ替えを狙う野党会派に対して「メンバーを変えても市長と大阪府知事が会長を任命しなければ法定協は開けない。ボイコット戦術で手続きを進める」と牽制（けんせい）した。市役所で記者団の取材に答えた。 法定協をめぐっては維新が主導権を握る府議会議会運営委員会の決定で野党会派の府議メンバーを維新府議に入れ替え。これに反発した野党会派が市議メンバー全員を引き揚げてボイコットし、維新のみで協定書を完成させていた。 野党会派は過半数を占める府議会本会議の決定でメンバー構成を元に戻し、法定協を開きたい構えだが、規約上は法定協の招集権は会長にあり、会長の選任は市長と知事が行うとしている。橋下市長は「法定協でのボイコットが先例化したので野党に感謝している」と皮肉った。 同日