【シリア情勢】米、ロシアの国際管理提案に懐疑的 根強い不信感背景 - MSN産経ニュース

【ワシントン＝小雲規生】ブリンケン大統領次席補佐官（国家安全保障問題担当）は９日、ホワイトハウスで会見し、シリアの化学兵器を国際管理するというロシアの提案に従うかどうかについて「十分に信頼できない」と述べた。シリアのアサド大統領がこれまで化学兵器の保有さえ認めてこなかったことを踏まえ、化学兵器の国際管理提案の実現性に懐疑的な見方を示したかたちだ。 一方、アサド政権が化学兵器を放棄するのであれば歓迎するとした。 ブリンケン氏は米国が軍事行動をとった場合のシリアの報復攻撃については「起こりえるとは考えていない」と表明。米国が軍事行動の必要性に言及した後で化学兵器の国際管理提案が出てきたことに触れ、アサド政権に対する圧力を弱めず、議会が軍事行動を承認することの重要性を強調した。 また、米国務省のハーフ副報道官も９日、化学兵器の国際管理提案について「米国は極めて懐疑的だ」と明言した。 また議会が軍

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管理も放棄も検証できてこそのものです。