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ラプンツェル
昔、パスカドツィアという名の妊婦がいました。毎日、鬼女の菜園を見下ろす窓辺に立っては、その菜園に... 昔、パスカドツィアという名の妊婦がいました。毎日、鬼女の菜園を見下ろす窓辺に立っては、その菜園に育つ見事なパセリを食べたいという思いを膨らませ、気の遠くなる思いをしていたものです。とうとう欲望に耐えられなくなり、ある日、鬼女が外出するのを見届けるや、ただちに菜園に下りてひとつかみ失敬したのでした。 帰宅した鬼女はパセリのスープを作ろうとしたところ、菜園に誰かが踏み込んだ跡があったので、大声で罵りました。 「この泥棒猫に思い知らせてやれないくらいなら、わしの首をへし折った方がマシだわい! 人は自分の皿で食うべきで、他人の食器にちょっかいを出すべきではないと教えてやらねばな」 哀れな妊婦はその後も時折 菜園に下りてはパセリを盗んでいましたが、とうとうある日、鬼女と鉢合わせしてしまいました。さあ、鬼女の怒るまいことか。 「とうとう捕まえたよ、この盗っ人女め。大胆不敵にもわしの野菜に手を付けるとは