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武田邦彦 (中部大学): 原発短信・・・NHK、誤報を続ける(崩れた専門家とNHKのタイアップ)
(私もNHKのことはもう書きたくないけれど、誤報は修正がいるので) 6月2日のNHKの報道で栃木県の子ども... (私もNHKのことはもう書きたくないけれど、誤報は修正がいるので) 6月2日のNHKの報道で栃木県の子どもの2ヶ月の被曝状況が報道されました。被曝量は2ヶ月で0.1ミリから0.4ミリで、期間は聞き漏らしましたが、2012年6月の報道であるところから見ると、今年の測定と考えられます。 この報道はいくつかの問題点があります。まず第一に測定方法がないのにどのようにして現在の被曝状態が測定できるのかという点、第二に2ヶ月間の測定でその子どもの累積被曝線量を計算していない点、そして第三に「多くの子どもは大丈夫」ということと放射線防護の問題は基本的に異なるということです。 ごく普通に考えますと、被曝というのは体を突き抜けていく放射線量(外部)と体の内部を通っていく放射性物質(内部で通過物質)、体の中に滞留する放射性物質によるものの3種類になります。事故から1年経ったところで2ヶ月間の被曝を調べるには本
2012/06/09 リンク