みんなが寝静まった頃に 【愛知県知事リコール不正の闇】（中） 同一筆跡、故人…不正だらけ

愛知県の大村秀章知事リコール運動の活動団体が3月30日、愛知県選挙管理委員会に政治資金収支報告書を提出した。同収支書には、焦点になっていた偽造署名に関わったとされるアルバイト費用は入っていないことがわかった。8割が偽物の疑いがあると県選管に判定されたリコール署名疑惑は、より一層謎が深まることとなった。政治団体『お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知10万人リコールの会』が提出した収支報告書と、記者会見した田中孝博事務局長の説明によると、収入は総額6100万円で、寄付金が4800万円、同会長である『高須クリニック』の高須克弥院長からの借入金が1200万円等だ。支出は総額5700万円。このうち、経費として1500万円かかったとして、事務局員やアルバイトの人件費714万円、事務所の家賃やパソコン代等の費用が648万円となっている。また、政治活動費として4200万円を支出。内訳は、寄付への返礼品83

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「リコール運動開始を決めたのは昨年5月15日。同日、『高須院長宅に、高須会長のほか、河村たかし、同氏秘書・渡辺紀明氏、土井護氏、田中孝博氏が集まり、事務局長を田中孝博としてリコール運動を立ち上げ』と記され