■その4 雑想『「笑って死ねる」安全食実践講座』■ - - - ■手作り生活■ - - - ■パドルの向くまま、気の向くまま■

料理研究家魚柄仁之助氏を知ったのは、もうかれこれ2年半ほど前の事だろうか。 確か初めて読んだのはご多分に漏れず『うおつか流 台所リストラ術』『うおつか流 生活リストラ術』（ともに農文協）だったと思う。 紹介してくれたのは妻Ryokoの当時の職場の先輩。 当時すでにもう『魚柄仁之助』の名は一部では有名になりつつあったし、妻の所属している部署では特にブームになっていたようだった。 「きっと好きだよ」ということで貸してもらったこの2冊の本、『好き』なんていう生易しいものではなく、我々の人生観さえも変えてしまったといっても過言ではなかった。 とにかく衝撃的だったのだ。 我が家ではすぐに『魚柄老師』『魚柄師』と呼ぶようになってしまったのだ。 前述の2冊をきっかけに、ほとんどの師の著作を読んできた。 私は世間一般で騒がれていた「安上がり料理」という部分に驚いたわけではなかった。 師自身がその後著作の中