かき氷、大人スイーツに進化 生フルーツぜいたく使い：朝日新聞デジタル

夏の盛りに色鮮やかなシロップで食欲をそそる「かき氷」が、フルーツやクリームをトッピングした「スイーツ」に進化して大人たちを楽しませている。 堂島ロールで知られる大阪市北区の洋菓子会社「モンシェール」は今夏、２００３年の創業以来初めて、かき氷を売り出した。国産のイチゴ５個を粗めにつぶして盛った「苺（いちご）」（税込み９７２円）と、レモンとレンゲのはちみつを使った「はちみつレモン」（同）、「抹茶」（税込み１０２６円）の３種類。いずれも名物ロールケーキのクリームをトッピングした。 ブランドマネジメント室長の上田彰さん（２８）は「蜜や具材によってバリエーションは無限大。腕利きのパティシエが本格派のスイーツに仕立てます」と話す。心斎橋店の喫茶スペースで提供し、週末は１日５０杯以上売れる日もある。 神戸市東灘区にある「日本茶カフェ 一日（ひとひ）」は昨年４月に氷削機を買い、本格的にかき氷を始めた。店長