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セルカ棒、32年前の日本にあった 「発明早すぎた」:朝日新聞デジタル
孫の手のような棒の先にスマホを取りつけ、ハイ、ポーズ――。世界で若者を中心に人気の「セルカ棒」。使... 孫の手のような棒の先にスマホを取りつけ、ハイ、ポーズ――。世界で若者を中心に人気の「セルカ棒」。使い方をめぐって議論も起きているが、そのルーツは32年前の日本にあった。 セルフ・カメラの略 金曜の昼下がり、観光客でにぎわう東京・浅草の雷門前。「ちょっと恥ずかしいね」。大田区の男子大学生(22)と女性会社員(22)が周囲の外国人や修学旅行生を気にしながら、棒を突き出す。カシャ。「背景もきれいに写るし、色んな角度で撮れて楽しい」。男子学生はご満悦だった。 観光人力車を引く男性は「昨年秋ごろから目立つようになり、昨年末には急激に増えた」。記念撮影をする観光客に「シャッター押します」と声をかけても、棒を持つ人にはほぼ無視されるという。 渋谷のハチ公前で友人3人と使っていた山口県の高校3年生室本莉奈さん(18)は、テレビで知って今月初めに購入。「人に頼まずに済み、一人だけ顔が大きく写らずに撮れる点が
2015/02/19 リンク