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解明なるかツタンカーメンの暮らし 遺品修復に日本の技:朝日新聞デジタル
「黄金のマスク」で有名な古代エジプトのツタンカーメン王の遺物。エジプト政府は約2800点ある未公... 「黄金のマスク」で有名な古代エジプトのツタンカーメン王の遺物。エジプト政府は約2800点ある未公開品のお披露目に向け、本格的な修復に乗り出す。傷みの激しい遺物の「延命」には日本の専門家も一役買う。初めて封が解かれる秘宝も多く、約3千年前の王の暮らしを解明する糸口としても期待される。 「王の『ふんどし』です」。カイロ近郊ギザの保存修復センターで、修復士のナグメルディーン・ハムザさんが焦げ茶色の麻布を指さした。三角形で一辺約90センチ。腰に巻きつけて使う。その大きさから「19歳ごろ亡くなった王は、おなかが出ていたようです」という。南部ルクソールの王墓で約150枚見つかったが、大半は傷みがひどい。 ほかにも王のサンダルや手袋、頭巾など身の回り品を中心に約4500点が同センターなどに保管されているが、公開されたのは約1700点という。 残りが公開されないのは、光や空気に触れて傷みが進んだり、過去の
2016/06/12 リンク