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地検幹部「情けない」 誤認起訴、捜査の不備認め謝罪:朝日新聞デジタル
「客観的証拠の重要性を軽んじていた」。東京地検立川支部が中国人の2人を誤って起訴した問題で、地検... 「客観的証拠の重要性を軽んじていた」。東京地検立川支部が中国人の2人を誤って起訴した問題で、地検幹部が捜査の不備を認め、謝罪した。無実の2人の拘束は、3カ月以上に及んだ。被告とされた男性は「二度と過ちを起こさないで」と訴え、弁護側は徹底した検証を求めた。 「イロハのイの捜査ができていなかった。情けない」。東京地検の落合義和次席検事は、会見で誤認起訴にいたった原因を問われると苦しい表情で話した。 公訴取り消しの決め手となったのは、逃走に使われたタクシーのドライブレコーダーに残った映像だ。関係者によると、男性2人とは別の3人組が映っており、2人にはゆかりのない神奈川県内の地名や2人が話せない韓国語のほか、「もう1回戻って殴るか」などと話す中国語のやりとりが録音されていた。八王子署は事件直後にレコーダーの存在を知りながら内容を確認せず、その後も引き継がれなかったとみられる。 落合次席によると、検
2016/07/22 リンク