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首都直下地震、交通混乱に備え 住民「共助」の訓練も:朝日新聞デジタル
首都圏9都県市が1日に実施した合同防災訓練では、甚大な交通被害を想定して、JRの車両をつかった訓... 首都圏9都県市が1日に実施した合同防災訓練では、甚大な交通被害を想定して、JRの車両をつかった訓練もあった。住民たちが救助に参加する「共助」の訓練にも熱がこもった。 JRさいたま新都心駅(さいたま市)では、列車が脱線した事態を想定。車両4両から乗客ら約100人を救出する訓練があった。JR東日本の職員らが外からドアを開け、「落ち着いて行動してください」と声をかけて乗客を誘導した。 国の有識者会議が2013年にまとめた首都直下地震の被害想定では、交通への打撃は甚大だ。震度6弱の地域のJR在来線と私鉄では500メートルに1カ所の割合で線路が変形する。新幹線が脱線した場合、復旧に2カ月かかる。鉄道で都心に通勤通学をしている人は帰宅困難になる。JR東日本は地震を早く感知し、自動で列車を停止させる仕組みを導入。駅や高架橋の耐震化も進めている。 この日の訓練には小中高生94… この記事は有料会員記事です
2016/09/01 リンク