ブラジル前大統領が引っ越し 中間所得層が多い地区へ：朝日新聞デジタル

広大な大統領公邸からマンション暮らしへ――。弾劾（だんがい）裁判で罷免（ひめん）判決を受けたブラジルのルセフ前大統領が近く、大統領就任以来、５年以上暮らした公邸から引っ越すことになった。首都ブラジリアから娘と孫が住む南部の町ポルトアレグレに移り、中間所得層が多く暮らす地区で新生活を始めるという。 大統領公邸はブラジルの著名な建築家オスカー・ニーマイヤーが手がけた建物。会議室や図書室、医務室のほか、広大な敷地にはプールやサッカー場も備えていた。ポルトアレグレの住まいは３部屋の１２０平方メートル。ブラジルではこの広さで、一般的な中間層の住まいだという。新居があるトリステーザ地区はポルトガル語で「悲しみ」という名で、地元メディアは「示唆に富む地名だ」と報じている。 ルセフ氏は「少しの時間も無駄…

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ブラジル前大統領が引っ越し　中間所得層が多い地区へ