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(新ポリティカにっぽん)「戦前モード」の春 多喜二を思う:朝日新聞デジタル
年度替わりの4月、なんだか例年にもまして騒がしい気がする。森友学園、共謀罪うんぬん、原発避難は自... 年度替わりの4月、なんだか例年にもまして騒がしい気がする。森友学園、共謀罪うんぬん、原発避難は自己責任と言ってのける復興担当閣僚……。サクラの開花も早いんだか遅いんだか、なんだかよくわからないのもこころ乱れる。そこに、しっとり、折々の雨。戦後72年目の春。なんだか不安である。もうほとんどの人にとっては「戦後」といっても、ピンとこないかもしれないが。 4月6日のお昼、ひさびさに国会議事堂のそばまででかけた。議員会館前で、共謀罪に反対する集会があると聞いて、様子をうかがいに。共謀罪だなんて、なんだか「戦前」モード。この反対集会のちょうど同じ時刻に、国会議事堂のなか、衆院本会議場で、「共謀罪」を導入する法案の審議が始まったところなのである。 反対集会といっても街路だから、ずっと長く道端に人が並ぶ。はじっこからは、まんなかへんでマイクで叫ぶ人の顔は見えない、声だけである。 「いまこそ巨大な闘いで、
2017/04/12 リンク