半世紀前の「絶交」 大好きな友だちに謝りたい：朝日新聞デジタル

「絶交します」 ひとことだけ、便箋（びんせん）に書いて投函（とうかん）した。京都府精華町の中田清美さん（６７）が、高校２年のとき。宛先は親友の「ともこさん」。 あれから５０年。大好きな友だちに送ってしまった手紙のことが、ずっと気になっている。 大阪の高校に入学した日。隣の席が、ともこさんだった。毎日、一緒の電車で通うようになった。帰り道にたこ焼き屋に寄り、休日は難波の街をぶらぶら。片思いの男の子が通う高校で運動会があった日、２人で会いに行った。 ２年生でクラスが分かれた。新しい友だちもできたけど、ともこさんと過ごした毎日の方が楽しくて、寂しさが募った。 ある日。共通の友だちだった女の子に言われた。「ともこさんに、絶交状を書き」 なぜ、断らなかったのか。ど…

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百合やんけ！

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人生は必ずしもすべてがやり直しが利くわけではない。後悔を持ちながら（そしてもちろん、同じような後悔を二度とするまいと思いながら）日々を過ごすのは、人間的なことなのではあるまいか。