都議のブラックボックス、非開示の中身は？ 政治資金：朝日新聞デジタル

４・４億円が「ブラックボックス」だった都議の政治資金。非開示の支出の中身を聞いた。 自民の高橋信博氏が代表を務める「自民党東京都小平市第三支部」が提出した収支報告書は、全８ページのうち支出が報告されているのは１ページ。「組織対策費」の費目で、開示義務がない１件５万円未満の支出の合計を記載する欄に５９８万円の総額だけが書き込まれている。 支出の内訳について、高橋氏は「ほとんどが新年会や暑気払いなどの会合。地元で何が起こっているかを常に知るため、大事だ」と説明する。１回５千～７千円程度で、たてこむ時期には１日に５、６件を「はしご」するという。支出の透明化については「事務作業が膨大になる。コストと効果を考えないといけない」と話した。 １５年分の収支報告書で、組…