「核兵器のない世界」へ 国連軍縮会議、広島で始まる：朝日新聞デジタル

「核兵器のない世界」の実現に向けた取り組みを前進させるため、世界各国の有識者らが話し合う国連軍縮会議が２９日、広島市内で始まった。核不拡散条約（ＮＰＴ）や今年７月に国連で採択された核兵器禁止条約のあり方などがテーマで、３０日まで。 国連軍縮会議は、アジア・太平洋地域での軍縮について意識を高めることなどを目的に１９８９年度からほぼ毎年１回、国内で開かれている。会議にあたり、国連の軍縮部門トップの中満（なかみつ）泉・軍縮担当上級代表（事務次長）らがあいさつ。被爆地からの意見を踏まえて議論する場には、広島県原爆被害者団体協議会の坪井直（すなお）理事長と朝長（ともなが）万左男（まさお）・日赤長崎原爆病院名誉院長の２人の被爆者らも出席した。 ２９日未明の北朝鮮のミサイル発射について、松井一実・広島市長は「こういった状況だからこそ冷静な、そしてあるべき姿に向けた議論をお願いしたい」と訴え、「世界中の緊

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「核兵器のない世界」へ　国連軍縮会議、広島で始まる