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「またいつか、別の星で…」 スペースワールドの27年:朝日新聞デジタル
大みそかの閉園まで3週間ほどとなった北九州市八幡東区のテーマパーク、スペースワールド(SW)。1... 大みそかの閉園まで3週間ほどとなった北九州市八幡東区のテーマパーク、スペースワールド(SW)。1990年に製鉄所の遊休地に開園し、時代を映し出しながら、ファンや従業員らと27年間を歩んできた。 「宇宙に親しみ、視野を広げ、豊かな心と未来への夢を育む場に」 開業に向け関係者に配られた冊子には「鉄冷えの街の起爆剤」への期待と、来たるべき「宇宙時代」への高揚感がにじむ。80年代は米国がスペースシャトルの打ち上げを始め、開業した90年には日本人が初の宇宙飛行を果たした。 「今こんなの持ってるの、僕くらいちゃうかな」。懐かしそうに冊子をめくるのはテレビ、演芸界のプロデューサー、沢田隆治さん(84)。宇宙をテーマにしたレジャー施設を構想していた新日鉄(現・新日鉄住金)に「知恵を貸して頂きたい」と声を掛けられ、88年に嘱託社員に就任。重厚長大な産業を担ってきた社員にエンターテインメントの「いろは」を説き
2017/12/12 リンク