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どうなる?新国立競技場 「巨大すぎる」「景観に配慮」:朝日新聞デジタル
【編集委員・大西若人】「巨大すぎて景観を損ねる」「建設費が高すぎる」と指摘されてきた東京・神宮外... 【編集委員・大西若人】「巨大すぎて景観を損ねる」「建設費が高すぎる」と指摘されてきた東京・神宮外苑の国立競技場の建て替え案。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が先週、有識者会議に示し、了承された修正案は、デザインのイメージは維持しつつ、ひと回り小さくしたものだった。この案を考える時、「時間」という観点が浮上してくる。 基本設計に向けた新しい案は、駐車場や商業施設の面積を削り、延べ床面積を29万平方メートルから約22万5千平方メートルへ約2割減らした。一方、最高部の高さは約70メートルで当初の設計条件とあまり変わらず、全体的には、国際デザイン競技(安藤忠雄・審査委員長)で昨年11月に選ばれた、ザハ・ハディド氏の流線形の案を踏襲。JSCの河野一郎理事長は会議後、「景観には配慮した」と話した。 景観を考える際には、大きさだけでなく、歴史という「時間」が育んだ環境との関係も重要になる。
2013/12/03 リンク