asahi.com（朝日新聞社）：高校授業料の無償化で4月からＣＰＩ下振れの公算 - ロイターニュース - ビジネス・経済

高校授業料の無償化で4月からＣＰＩ下振れの公算2010年2月26日15時55分 ［東京 ２６日 ロイター］ 前年比マイナスを続ける消費者物価指数（生鮮食品除く、コアＣＰＩ）が今年４月以降、下振れする公算が大きくなっている。公立高校授業料の実質無償化などが物価の押し下げ要因として働くためで、日銀の物価見通しが今後下振れする可能性がある。 エコノミストからは、物価の底流を見るには、需要不足を背景としたデフレと制度要因は分けて考えるべきとの声が多く、消費者のデフレマインドに及ぼす影響は限定的とみられている。 ＜高校授業料の国費負担、年１２万円程度の家計負担を軽減＞ ２０１０年度予算案が修正なしで年度内に成立すれば、高校生を抱える家計の負担は４月１日から大きく軽減される。公立高校では生徒１人当たりの年間授業料１２万円は国費負担になり、家計から授業料は不徴収となるほか、授業料にばらつきのある私立高校

[iDES]

"制度変更の影響は「１年経つと前年比での影響は消える。そういう意味で、将来のデフレ期待、インフレ期待に影響を与えるファクターではない"