朝日新聞デジタル：米ＧＤＰ、３年半ぶりのマイナス １２年１０〜１２月期 - 経済・マネー

【ワシントン＝山川一基、ニューヨーク＝畑中徹】米商務省が３０日発表した２０１２年１０〜１２月期の実質国内総生産（ＧＤＰ、速報値、季節調整済み）は、年率換算で前期比０・１％減のマイナス成長となった。四半期でのマイナス成長は０９年４〜６月期以来３年半ぶり。連邦政府の財政が緊縮する「財政の崖」の影響で政府部門の支出が大幅に減ったのが響いた。 前四半期（１２年７〜９月期）の３・１％増から急落した。市場予想は「１・０％前後の増加」だった。ただ「崖」が先送りされたうえ、１０月末に米東部を襲ったハリケーンの影響もあった模様で、市場では「減速は一時的なもの。米景気が後退する懸念が高まったわけではない」（米エコノミストのナイジェル・ゴールト氏）との見方が多い。 一方、１２年通年のＧＤＰは前年比２・２％増となった。年間での２％台の成長は２年ぶり。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必