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asahi.com(朝日新聞社):漁港の水産物6万トン腐敗 宮城県、海への投棄認める - 社会
地震で壊滅的な被害を受けた気仙沼漁協の超低温冷蔵庫。冷凍保存していたカツオが散乱していた=3月2... 地震で壊滅的な被害を受けた気仙沼漁協の超低温冷蔵庫。冷凍保存していたカツオが散乱していた=3月29日午後1時8分、上田潤撮影 国内有数の水揚げを誇る宮城県の漁港で、冷蔵や冷凍保管していた水産物の腐敗が深刻になっている。総量は約6万トンにのぼる。倉庫の損壊や停電が続いており、衛生上の問題が起きかねないとして、県は1日、異例の海洋投棄を認めた。 気仙沼市にある気仙沼漁協の超低温冷蔵庫。入り口の扉はひしゃげ、がれきが塞いでいる。壁に穴があき、本来なら零下50度以下の倉庫内は常温。腐り始めた魚の強烈な臭いが、鼻を突く。 「温度が5度上がっただけで品質が保てない。もう全滅だ」。漁協の村田次男・代表理事専務は嘆いた。 県によると、津波の被害が大きかった気仙沼市、石巻市、女川町には約170の冷凍・冷蔵工場がある。3月31日現在、保管されている水産物は6万トン以上。すでに腐敗臭が漂う地域もあり、「
2011/04/02 リンク