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asahi.com(朝日新聞社):夜空に光るレーザー光 中国大陸からの微粒子をキャッチ - 社会
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レーザーレーダーでの大気観測=福岡市城南区の福岡大学 夜空に伸びる一条の光――。中国大陸から来る黄... レーザーレーダーでの大気観測=福岡市城南区の福岡大学 夜空に伸びる一条の光――。中国大陸から来る黄砂など大気中の小さなちりの姿をとらえるレーザーレーダーだ。福岡大学理学部地球圏科学科(福岡市)が観測している。 毎秒20回、レーザーのパルスを発射。大気中の微粒子に当たってはね返る微弱な光を、望遠鏡を通し光電子増倍管で受けとめる。上空約500メートルから約30キロの0.1マイクロメートル程度の微粒子までキャッチできるという。同科の林政彦教授は「大陸から飛来する硫酸や硝酸などの汚染物質もしばしば観測される」と話す。(溝越賢)