朝日新聞デジタル：「英雄」沖縄からロンドンへ 車いす陸上・上与那原選手

「英雄」沖縄からロンドンへ 車いす陸上・上与那原選手 本番に向けて練習する上与那原寛和選手＝１５日、沖縄県沖縄市 上与那原（うえよなばる）寛和選手（４１）は、沖縄ではよく知られた「車いすの英雄」だ。初出場の北京大会ではマラソンで銀メダルをとり、地元は沸いた。今回は陸上短距離４種目に出場し、金メダルを狙う。 ２８歳の時、バイク事故で頸椎（けいつい）を損傷した。首から下がまひ。「回復しても手が軽く動く程度」と医者に言われた。職も失い、妻みさおさん（４０）がパートで家計を支えた。 「先が見えないリハビリや家族への申し訳なさで、悶々としていた」。そんなとき、車いす陸上に誘われた。初めて見る競技用の車いす。風がほおを切る爽快感。「闇がぱっと光に変わった」 続きを読む この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。 登録申し込みログインする（会員の方）無料登録で気軽にお試し！サービスのご紹介

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