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asahi.com(朝日新聞社):水産業再生へ「国有化」構想 宮城知事が提案へ - 政治
宮城県の村井嘉浩知事は、津波で壊滅的な被害を受けた水産業の施設や漁船などを国費で整備する「国有化... 宮城県の村井嘉浩知事は、津波で壊滅的な被害を受けた水産業の施設や漁船などを国費で整備する「国有化」を進め、再生を目指す構想をまとめた。被害が甚大で、民間資金での復興は困難と判断。将来的には施設を民間が買い取り、運営母体を株式会社化する計画だ。 23日の菅政権の東日本大震災復興構想会議で提案するが、水産庁は国有化には否定的で、被災自治体の提案は焦点の一つになる。 漁船、養殖施設、水産加工施設といった水産関連施設の多くは、個人や民間会社の所有物。宮城県内に約1万3千隻あった漁船の9割は津波で大破し、水産関連施設の被害は集計が済んだ分だけで3936億円(22日現在)に上る。 知事の構想では、これらの施設を国の資金で再整備。石巻市や気仙沼市に複数の運営母体を設立し、運営資金も国が支出する。実際に仕事にあたるのは地元の漁業関係者で「公設民営」に近いイメージだ。 三陸沖は世界3大漁場の一つで、
2011/04/23 リンク