asahi.com（朝日新聞社）：阿久根市の反市長派市議、臨時議会の招集を要請 - 政治

鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市議会を招集しないまま重要案件を次々に専決処分しているとして、市議会（定数１６）の反市長派の議員１１人は８日、地方自治法に基づき、市長に臨時議会の招集を求める招集請求書（要請文）を出した。口蹄疫（こうていえき）対策の強化や、専決処分された市職員の賞与の大幅カットについて議論したい考えだ。 同市では通例なら６月上旬に６月定例会が開かれているが、８日現在、竹原市長は議会を招集していない。このため１１人は市長が定例会を招集しない可能性が高いと判断し、臨時会の開催を求めた。 臨時会が開かれれば、議員らは条例で年４回開催と定めている定例会を常時開会状態の「通年議会」にする条例改正案を提案する構え。竹原市長が「議会を開く時間的余裕がない」という理由を盾に、専決処分を進めないようにする狙いという。 地方自治法によると、臨時会は招集請求から２０日以内に開かなければなら