着陸ではなく着陸復行の失敗か 特集・アシアナ機事故とヒューマンファクター（1）

サンフランシスコ国際空港で7月6日（現地時間、以下同）に起きたアシアナ航空（AAR）のボーイング777-200ER型機（登録番号HL7742）の事故を、多くのメディアが着陸失敗だと報じている。 しかし、この事故は着陸の失敗ではなく、着陸をやり直す着陸復行（ゴーアラウンド）の失敗だというのが、元パイロットとしての経験に基づく筆者の考えだ。単なる言葉の言い換えではない。なぜなら、状況を正しく判断し、適切な着陸復行の手順を実施していれば、地面への激突は避けられた可能性がわずかとはいえ、あったからだ。 米国家運輸安全委員会（NTSB）からの正式な発表を待たず、安易な憶測で語ることは厳に慎むべきことだ。しかし、今回の事故を契機に航空機の安全運航の中で、特にヒューマンファクターについて考える上で参考になると思い、考察することとした。 失速からの回復操作ミスか NTSBの発表によると、事故機では最終進入

[lovely]

『着陸ではなく着陸復行の失敗』言われてみればごもっとも。が、「進入中に問題があればやり直し安全に着陸させるところまでが【着陸】」と考えれば着陸失敗でもおかしくないと思う / 7秒前より前が重要なのは同意

[satohi]

納得できる解説

[atyks]

『メディアでは滑走路激突までの7秒間をさかんに論じているようだが、実はあまり意味はない』

[REV]

やや予定より高い航路→このまま通常の角度で降下すると、想定よりタッチダウンが向こう側に→オーバーラン！→日勤教育！！→じゃあ降下速度をあげよう→カーブを曲がり切れない！→ATSが無いのが悪いんや

[bloglider]

"着陸時を含む通常の飛行において、このグラフの「CLmax」を超える迎え角で飛行することはあり得ない。"　サーマル旋回中に突然翼端が落ちて揉みそうになったりは通常飛行じゃない、と。