中日新聞:地下鉄車内になぜ鏡 ４０年前に業者発案「人の目引き効果抜群」:なごや特走隊(CHUNICHI Web)

トップ > 愛知 > なごや特走隊 > 記事一覧 > 記事 【なごや特走隊】 地下鉄車内になぜ鏡 ４０年前に業者発案「人の目引き効果抜群」 2007年7月9日 「ところで、地下鉄の車内に鏡があるの、何ででしょうかねえ」。市交通局での取材を終えて雑談中、同局広報広聴室の伊藤禎浩係長（４４）が、ふと漏らした疑問。そういえば、扉の横に小さな鏡が付いていたっけ。でも、おひざ元の伊藤さんもいわれを知らないなんて、何か因縁がありそう。デスク、ちょっと“特走”してきます。 まずは、事実関係の確認から。交通局資産活用課の谷口雄二係長（４８）のもとへ。 市営地下鉄は東山線や名城線など６路線で、１３１編成の電車が走っている。車両数は計７６２両。鏡は、そのほとんど、計７５４両に取り付けられている。東京や大阪、福岡など他都市の地下鉄にはないのだそうだ。 今も、乗客が身だしなみを整えるのに利用されている鏡＝市営地