吉田秀雄（電通元代表取締役社長）

1903年、福岡県の小倉生まれ。 東京大学卒業後、1928年日本電報通信社（現電通）に入社。 地方内勤課勤務、営業局地方部長、取締役、常務取締役を経て、43歳 という若さで、1947年電通の代表取締役社長に就任。 広告代理業の発展に尽くし、経団連評議員、日経連常任理事も兼ねた。 両親と兄、二人の妹の六人家族。少年時代に父親を失い、養子縁組に 出された吉田氏の暮らしは、けっして平坦なものではなかった。 しかし、父親譲りの気骨あふれる性格と、養父母のもとから通った東 京帝国大学時代に身につけた商業センスをもとに、やがて吉田氏は日 本産業界の一時代を築きあげた。 まさに「広告の鬼」と呼ばれるほどに深く広告を愛した、吉田秀雄氏 の広告への思いは、電通「鬼十則」として、今なお多くの広告マンの 心に息づいている。 電通「鬼十則」 １）仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。 ２）仕事とは、先手先

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電通「鬼十則」