知的労働者が書籍を出版する方法 | 堀川大樹

常識破りのさまざまな生物を面白おかしく紹介した拙著、クマムシ博士の「最強生物」学講座が出版されてから1ヶ月が経過した。好評につき、早くも増刷が決定。ご購入いただいた皆さまに感謝したい。 さて、今回は本書が書籍化に至った経緯について少し書いておく。私のケースは、特に書籍出版を目標としている知的労働者にとって参考になると思う。 そもそも少し前までは、一般科学書を出版するのは教授等の肩書きのある研究者か、著名な科学ジャーナリストに限られてきた。権威の無い人間が書籍を出版するのは難しかったのだ。 だがご存知の通り、ネット、とりわけブログやTwitter、そしてはてなブックマーク等のネットツールの登場により、優れた文章の書き手が容易に発見される時代が到来した。ブログに書いた文章がSNS上で言及され、その数が評価の指標になるからだ。そして出版社の編集者は、この指標をもとに本の書き手を選定している。書籍

[kana0355]

“専門知識があり、なおかつ分かりやすい文章を書ける人間が、書籍の書き手として重宝されるのだ。”ハードルは低くなっているわけではなく，むしろ上がってるんだよね…．

[takahiro_kihara]

ハーイ、質問でーす。痴的労働者は、どうしたら良いでしょう？ヱ、お呼びでない？＜(。_。)＞

[akiu]

「大事なことは、非専門家の読者にも理解できるように記事を書くこと」と、PDCA をまわしていくこと。

[uturi]

“自分の専門分野周辺の話題を噛み砕いて書く” これが出来る専門家は強いよね。有料メルマガと違ってブログだと反応見ながら軌道修正しやすそう。

[and_hyphen]

むしろ大変になってそう

[daybeforeyesterday]

うーむ

[takehiko-i-hayashi]

御意／ でもなんつーかキャリアビルド的なものとは別に「書きたい人」はどんな状況に置かれても結局書くし（→某コンビニ店長）、「書かない人」はどんな状況に置かれても結局書かないのかも、という気もしたりする

[laislanopira]

“大事なことは、非専門家の読者にも理解できるように記事を書くことだ。本、ブログを書いている研究者・専門家は多くいるが、この意識を持ちながら情報を発信している人間は少ない”

[ahmok]

なるほどなあ。ブログ記事から書籍化という可能性のある時代になったのかあ。

[Mochimasa]

一つのアプローチだけど、物書きがメインで食えない以上、若手研究者が論文に費やす時間を減らしてまで一般向けのものを書くのは難しいと思う。

[hagane]

書籍書くとさらに箔がついてブログのPV数が伸びると。良い循環になりそう。ただ、内容の質が続かないと古い人から離れちゃいそうだな。

[stalemate]

クマムシ先生本出していたのか。よし、言語学系の人も頑張ってブログを書こう。タイトルは刺激的なのがいいよね、A言語と日本語は兄弟だった、とか、A言語に主語はなかった、とかどうかな？

[unyounyo]

こゆい。

[ockeghem]

『書籍出版を目標としている人は、以下のステップを踏んでいくとよいだろう』…僕の場合も丁度これにあてはまっているような。書籍出版のためにそうしたわけではないけど