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「福島のコメ」安全宣言受けても倉庫に新米山積み
まもなく東日本大震災発生から8か月が経つが、原発事故による風評被害は今も続いている。なかでも大きな... まもなく東日本大震災発生から8か月が経つが、原発事故による風評被害は今も続いている。なかでも大きな打撃を受けているのが福島産のコメだ。福島は新潟、秋田に次ぐ日本有数のコメの産地。原発事故後、福島県は県内の田んぼや畑で作られた米や農作物の放射性物質の汚染検査を実施。1700か所以上に及ぶ放射能検査を終えて「安全宣言」を出した。 しかし、県内のコメ仲買業者の倉庫には、売り先の決まらない新米が次々と運び込まれ、山積みにされている。安全だとされた福島産のコメがなぜ売れないのか。産地と生産者の現状を追った。 「店頭に並べても売れない」と取引停止や大幅値引き要求 キャスターの国谷裕子はこう報告する。 「安全だとされたおコメが消費者に受け入れられない状況が続いています。むしろ、大震災以前に生産された昨年産の古米が飛ぶように売れて、新米は売れていません。福島の米作農家は米を作らないと水田が荒れると、迷いな
2011/11/02 リンク