河北新報 東北のニュース／サン・ファン号、夢と気概乗せ青葉まつり出陣 １９日・仙台

サン・ファン号、夢と気概乗せ青葉まつり出陣 １９日・仙台 仙台・青葉まつりに支倉常長役を乗せて登場する「サン・ファン・バウティスタ号」の模造船＝仙台市宮城野区 仙台市中心部で１８、１９の両日開かれる第２９回仙台・青葉まつり（まつり協賛会主催）に、仙台藩祖伊達政宗の命で建造された慶長遣欧使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の模造船がお目見えする。サン・ファン号出帆４００年を記念し、協賛会が企画した。先人の偉業を今に伝え、震災復興の励みとする狙いがある。 船は、宮城野区の舞台大道具制作会社の工場で完成した。全長約９．２メートル、幅約３．３メートル、メーンマストを含めた高さは約６メートルに達する。長さと高さがともに約６メートルある祭り名物、山鉾（やまぼこ）にも見劣りしない。 石巻市の宮城県慶長使節船ミュージアムにあるサン・ファン号の復元船の写真を基に、廃トラックを強化プラスチックで装飾した

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サン・ファン号、夢と気概乗せ青葉まつり出陣　１９日・仙台