「介護はクリエイティブな仕事だ」と言われることで感じる違和感

介護の仕事を総括すると 「利用者の生活や自立を支援する創造的でクリエイティブな仕事だ」 と言う人もいます。 確かにそう言い換えることで介護職員の専門性が一段上がるように感じます。 「生活クリエイター」 「自立支援クリエイター」 介護職員の呼び名がそう変われば、あたかもクリエイティブな芸術家のような専門性を感じます。 しかしどうしても違和感を感じてしまう部分があります。 ◆違和感①「利用者の生活を創造？」 「利用者の生活をコーディネイトするクリエイター」 という表現をすると耳触りも良く聞こえます。 しかし介護の基本は ・自己選択 ・自己決定 になります。 あくまで、本人の意思を尊重し出来ない部分を補うのが介護の仕事です。 利用者本人の生活や人生を創造していくのは利用者本人です。 『介護職員に大切なのは『自分を守る』こと』の記事にも書きましたが「パーソン・センタード・ケア」という認知症ケアの考

[nekodaisuki3]

「介護はクリエイティブな仕事だ」というのは、ちょっと素人でも違和感感じます。耳障りの良い横文字、カタカナ文字でイメージを一新していきたいというところなのですね。