神戸新聞｜丹波｜黒大豆の研究で最優秀賞受賞 篠山東雲高の４人

篠山東雲高校（兵庫県篠山市福住）の生徒４人が黒大豆の育成実験についてまとめた論文が「坊っちゃん科学賞研究論文コンテスト」（東京理科大学理窓会主催）で最優秀賞に輝いた。応募５７点の頂点にたち、生徒たちは「先輩から引き継いだ研究が認められてうれしい」と喜んでいる。（小尾絵生） 同コンテストは高校生の科学分野への関心を高めてもらおうと創設され、今年で３回目。全国の高校生によって書かれた物理、化学、生物、数学などの科学分野に関する論文が審査対象となる。 受賞論文「黒大豆の育苗期の生育が収量構成要素に与える影響」を執筆したのは、２年生の曺永河君（１７）、糸川駿君（１６）、庄治優介君（１６）、柳原大樹君（１６）。黒大豆の種を縦横約３センチ、深さ約５センチの育苗用容器にまくよりも、一回り小さい縦横約２・５センチの容器にまいた方が、収穫量が増えることを、３年にわたる実験で裏付けた。畑に植え替えた際、小さい

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