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江戸日本の転換点―水田の激増は何をもたらしたか - 柄谷行人
列島改造!! 成長の限界に直面 明治以後、江戸時代の社会は、概して否定的に見られてきた。それが参... 列島改造!! 成長の限界に直面 明治以後、江戸時代の社会は、概して否定的に見られてきた。それが参照すべきものとして見られるようになったのは、むしろ近年である。それは、戦後日本で、「日本列島改造」と呼ばれた経済の高度成長があったあと、成長の停滞とともに、環境問題など、さまざまな矛盾が露呈してきたことと関連している。そのため、江戸時代に、低成長で持続可能な経済のモデルが見いだされるようになった。 本書が覆すのは、江戸時代にそのように静的な社会があったという見方である。実は、17世紀に日本中で、新田開発が進められた。見渡すかぎり広がるような水田の風景が生まれたのはこの時期である。それまで水田は主として山地にあった。これこそまさに「日本列島改造」である。それはまた、水田を中心にした植物・動物の生態系を作り出した。水田は同時に、狩猟の場であり、ため池は漁労の場であった。本書では、そのあり方が、加
2015/06/02 リンク