焦点：日銀、次回会合で金融政策維持の公算 | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

１１月１０日、日銀は１５、１６日に開く金融政策決定会合で、欧州発の金融危機が世界・日本経済に与える影響を慎重に点検する。写真は０８年都内の日銀前で撮影（２０１１年 ロイター/Yuriko Nakao) ［東京 １０日 ロイター］ 日銀は１５、１６日に開く金融政策決定会合で、欧州発の金融危機が世界・日本経済に与える影響を慎重に点検する。１０月２７日の前回会合で資産買入基金の規模を５兆円増額する追加金融緩和を決めたばかりで、現時点では現状の金融政策を維持する公算が大きい。 ただ、欧州危機はギリシャからイタリアに波及、深刻化しており、さらなる円高や株安など金融市場が動揺する場合は、一段と潤沢な資金供給や追加緩和も辞さない構えだ。 政策金利は現状の０─０．１％を据え置き、資産買入基金の規模は５５兆円で据え置く見通し。前回会合での追加緩和を含めて基金による資産買い入れを着実に進め、金融緩和の効果浸透

[news_creeper]

焦点：日銀、次回会合で金融政策維持の公算