新しい津波想定の“深刻な影響” - NHK 特集まるごと

大越 「安全のために万全を期したはずが、皮肉にも人々を苦しめる結果となっています。 ことし３月、国の検討会は、東海から西の南海トラフ付近で起きる巨大地震による津波の想定を大幅に見直しました。 その結果は、太平洋沿岸の各地で最大２０メートルを超える巨大津波が襲うおそれがあるというものでした。」 井上 「想定を越える津波が襲った東日本大震災を教訓に、最悪を想定することで、沿岸の地域に暮らす人々を守ろうというのが狙いでしたが、この新しい想定が、沿岸の街に思いがけず深刻な影響を及ぼしていることが明らかになってきました。」 伊豆半島の最南端、静岡県南伊豆町。 ５７キロに及ぶ海岸線が広がり、夏には大勢の海水浴客でにぎわう、海と観光の町です。 去年、東日本大震災の影響で観光客が減少。この夏の回復に期待をかけていました。 そこに示されたのが、新しい津波の想定でした。 これまでの想定では、南伊豆町には、およ

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辛いな　きつい