新潟日報社 netpark ::: 柏崎原発運転差し止め求め提訴へ

東京電力福島第１原発の事故を受け、東電柏崎刈羽原発の安全性にも強い懸念があるとして、県内の弁護士が東電を相手取り、同原発全７基の運転差し止めを求める訴訟を新潟地裁に起こす準備を進めていることが７日、分かった。現在稼働中の５、６号機が順次定期検査に入り、全基が停止するのが確実視される３月に提訴する見込み。 昨夏から全国各地で原発訴訟に携わる弁護士らが呼び掛け、原発の運転差し止めなどを求める訴訟を起こしている動きの一環。本県では弁護士約20人が提訴に向けて「脱原発訴訟県弁護団（仮称）」を結成する準備をしている。同原発の運転に反対する住民らに近く呼び掛け、原告団に名前を連ねてもらう予定。 新潟日報2012年1月8日