作兵衛作品公開は石炭・歴史博物館のみ / 西日本新聞

作兵衛作品公開は石炭・歴史博物館のみ 2012年2月24日 01:48 カテゴリー：九州 > 福岡 九州国立博物館を視察する保存調査検討部会の委員 ユネスコの世界記憶遺産に登録された筑豊の炭鉱記録絵師、山本作兵衛の作品群の取り扱いについて、有識者らでつくる田川市の保存調査検討部会は２３日、公開は原則として市石炭・歴史博物館に限定するなどの基本方針を承認した。 基本方針は作品群の劣化を防ぐため、記録画原画の展示会を年度内２回までとし、１作品当たりの公開期間は年３０日以内と定めた。例外として、国立博物館のように展示環境が整った施設では年１回の展示を認める。酸性紙の画用紙に描かれた作品群が、どの程度傷んでいるかも調査する。 市側は２０１２年度から３年かけて、太宰府市の九州国立博物館で作品群の保存や修復、複製を進める方針を報告した。基本方針は、３月４日に開かれる上部組織の保存・活用等検討委員会

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