信濃毎日新聞［信毎web］ 山村留学取り組み25年の歩みを本に 泰阜のＮＰＯ代表

下伊那郡泰阜村で小中学生の山村留学受け入れなどに取り組むＮＰＯ法人「グリーンウッド自然体験教育センター」の代表、辻英之（ひでゆき）さん（４１）＝福井県小浜市出身＝が、同村での２５年の歩みをまとめた本「奇跡のむらの物語」を出版した。自然教育を軸にした活動が、むらづくりに貢献してきた様子が記されている。 野外教育研究財団（飯田市）が１９８１（昭和５６）年、同村で２泊３日のキャンプを始めたのがきっかけとなり、運営に携わった人らが８６（昭和６１）年、任意団体をつくって都会の子どもを１年以上受け入れる山村留学を始めた。２００１年にＮＰＯ法人化。これまでに延べ約４００人の山村留学生を受け入れた。毎年夏のキャンプには千人を超える小中学生が集まる。 村や村民と二人三脚で自然体験プログラムを実施。村民には野菜などを提供する人や、自然の先生役を務めてくれる人もいる。 本は７章構成。第３章「信州子ども山賊

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山村留学取り組み25年の歩みを本に　泰阜のＮＰＯ代表