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<<最新メモはこちらをクリック>> 2011年3月11日、午後2時46分ごろ、 化学分析室機器の周りの試験管がカ... <<最新メモはこちらをクリック>> 2011年3月11日、午後2時46分ごろ、 化学分析室機器の周りの試験管がカタカタと不規則な耳慣れない音を立て、 皆があれっと顔を見合わせていると、やがて部屋が大きく揺れだした。 東北地方太平洋沖地震である。長かった本震が治まると、工学部5号館の廊下は俄かに騒がしくなり、 学生・職員・事務員が皆建屋外に向かって階段を降りていった。 急いでマンションに帰ってみると、旧式の大型湯沸し器が地震で揺れ、 その上下の配管がポッキリ折れて水が溢れ出した後だった。だれかが水道元栓を閉めてくれたおかげで、 水は止まってはいたものの、掻い出しを終えると夕方になっていた。 電気を復帰してテレビをつけてみると福島原発は全機無事停止のニュースを流していた。 後からわかったことにはこの時、現場関係者は全電源喪失の事態に顔面蒼白になっていたはずである。 吉岡さんが福島原発の事故につ
2011/06/03 リンク