東京新聞:羊水検査１０年で倍増 昨年２万件 高齢妊娠背景に:社会(TOKYO Web)

ダウン症など胎児の染色体異常の有無を調べる羊水検査の実施件数が、二〇一二年は前年より約四千件増の約二万件で、十年前と比べ倍増したことが二十一日、国立成育医療研究センター（東京）の左合治彦副院長らの調査で分かった。妊婦から採血し、胎児の染色体異常の確率を算出する母体血清マーカー検査も二万二千件超で、データがある一九九八年以降最多となった。 高齢妊娠・出産の増加で出生前診断への関心が高まったことが背景。検査への理解を深めるのに必要な遺伝カウンセリング体制の充実が求められる。左合副院長は「今後も件数の増加傾向は続くだろう。社会で出生前診断に関する議論を深めるべきだ」としている。

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RT 羊水検査１０年で倍増　昨年２万件　高齢妊娠背景に（6月21日 夕刊） 社会：紙面から　東京新聞