東京新聞:円高加速、一時１０８円台 １年５カ月ぶり:経済(TOKYO Web)

７日の東京外国為替市場は、米国の利上げ慎重論などを背景に円高ドル安が加速し、円相場が１ドル＝１０８円台半ばまで上昇した。約１年５カ月ぶりの高値で、２０１４年１０月末に日銀が追加金融緩和に踏み切る前の水準に戻った。政府が円売り介入に動きづらいとの市場の思惑も重なって円買いドル売りに拍車が掛かり、政策の手詰まりが鮮明になった。 午後５時現在は、前日比１円８４銭円高ドル安の１ドル＝１０８円５６～５８銭。一時は１ドル＝１０８円５２銭まで円高が進行した。ユーロは１円５７銭円高ユーロ安の１ユーロ＝１２３円８０～８４銭だった。

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“政府が円売り介入に動きづらいとの市場の思惑も重なって円買いドル売りに拍車が掛かり、政策の手詰まりが鮮明になった。”