ローランサン展、台北で開催…日本から貸し出し : カルチャー : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

２０世紀前半にパリで活躍した女性画家マリー・ローランサンの展覧会「マリー・ローランサン展」（台湾の新聞社「聯合報」など主催）の開会式が４日、台北市内の中正紀念堂で行われた。 同展は、代表作の油彩画「接吻（せっぷん）」など１００点を展示する。読売新聞は、制作協力として参画し、長野県茅野市のマリー・ローランサン美術館（２０１１年に閉館）の収蔵作品貸し出しなどに協力した。開会式で挨拶した同美術館事務局長の吉沢公寿さんは、「家族のように大切に思っている作品を、台湾の皆さんに見ていただけるのをうれしく思います」と語った。 同展は５日から１０月１２日まで。その後、１１月から来年３月まで、台中市の台湾美術館に巡回する。

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マリー・ローランサン展美術館は閉館してもコレクションは残し、パリにも貸し出している。美術館がないから主要作品をまとめて貸し出せる。……という新しい形。