旧国鉄の山陰ＰＲ漫画発見 原画31枚 : 鳥取 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

旧国鉄時代の１９５３年（昭和２８年）、当時の米子鉄道管理局（現・ＪＲ西日本米子支社）が山陰線沿線の観光地を宣伝するために発刊した小冊子「山陰漫画の旅」（Ｂ６判、４８ページ）の原画３１枚が見つかり、県の進める「まんが王国」建国にちなんで、１０月に米子市内で初公開される。全国的に活躍していた漫画家４人が山陰各地を旅行しながら温泉地の風景や食べ物を描写。約６０年前の旅情を伝える作品として注目される。 冊子は岩美町の浦富海岸から山口県萩市までの山陰の観光地を４５枚の漫画で紹介した。作家は新聞漫画や風俗漫画などで知られた池部鈞(ひとし)、前川千帆(せんぱん)、宮尾しげを、小野佐世男の４人。 ＪＲ米子支社などに現物が残っており、「米子鉄道管理局史」には全国に配布されて「余り世に知られることのない山陰のために万丈の気を吐いた」と記述されている。 公開される原画は松江市の食品製造販売会社役員の鷦鷯(ささき

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