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地下水で冷暖房、高い省エネ効果…うめきた2期 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
地下水を冷暖房に活用する技術の実証実験が行われているうめきた2期(大阪市北区で、読売ヘリから)=... 地下水を冷暖房に活用する技術の実証実験が行われているうめきた2期(大阪市北区で、読売ヘリから)=金沢修撮影 大阪市が、地下水を冷暖房に活用する技術の実用化に乗り出す。 JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」2期(北区)で行っている実証実験で、一般的な空調と比べて35%以上の省エネ効果を確認した。地下水のくみ上げは地盤沈下につながるため法規制されているが、地下水を同じ地層に戻して沈下を抑えており、市は特区指定などによる規制緩和を国に求める考えだ。 大阪には貯水能力の高い地層があり、地下水が豊富だ。市は地下水の温度が年間通じて約18度とほぼ一定で、夏は外気温より低く、冬は高いことに着目。2015年から、関西電力や市立大などと協力し、地下水で空調用の水を冷やしたり温めたりする技術の開発を、環境省の委託事業(総事業費4億5000万円)として始めた。
2018/01/05 リンク