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『クラフツマン 作ることは考えることである』 リチャード・セネット著 評・岡ノ谷一夫(生物心理学者・東京大教授) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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『クラフツマン 作ることは考えることである』 リチャード・セネット著 評・岡ノ谷一夫(生物心理学者・東京大教授) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
文明を読み直す視点 スマホ依存の若者を私は批判するが、私とてパソコンなしで書評は書けない。指の動き... 文明を読み直す視点 スマホ依存の若者を私は批判するが、私とてパソコンなしで書評は書けない。指の動きとして文字を出力することが思索になってしまった。それ以前の時代には鉛筆と紙が同様の機能を果たし、遡れば、言葉でさえも身体と声を道具として思索を拡張した技術であると言える。 本書は「作る人」という視点からの文明史である。ハンナ・アレントの弟子であった著者は、彼女が仕事に従事する人間を「労働する動物」と「工作人」の2階層に区分したことに違和感を持った。この違和感を「作る人」として解消してゆく過程が本書である。 著者の博覧強記について行くのは骨が折れるが、楽しい体験である。ストラディバリの工房が疑似家族として技能伝達を図ったこと、同様なことがロストロポーヴィチの教室でも試みられたことを私は知った。陶芸や 煉瓦 ( れんが ) 作り、ガラス作りに関して歴史的な洞察が開陳される。いずれも暗黙知を伝えるこ
2017/06/11 リンク