車両の維持費に寄付募る…碓氷峠鉄道文化むら : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

サポーターズ制度導入 安中市松井田町横川のテーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」を管理運営する碓氷峠交流記念財団は、施設内の車両の維持費を寄付してくれる人などを募る「サポーターズ制度」を取り入れた。来場者が減る中、鉄道の歴史を伝えていこうと、鉄道ファンなどに協力を求めることにした。 鉄道文化むらは１９９９年、ＪＲ横川駅のすぐ近くにオープンした。碓氷峠の急勾配を、歯車を使って走った「アプト式」の車両など３０台以上の車両が展示され、初年度は２９万５０００人が訪れた。 ２００５年３月には、１９９７年に廃線となった信越線の一部を使い、鉄道文化むらと日帰り温泉「峠の湯」を結ぶトロッコ列車の運行も始めた。だが、最近は来場者が減少し、２０１６年度は約１３万３０００人にとどまった。収入が減り、展示される車両などを整備する費用の捻出が今後、難しくなってくることから、サポーターズ制度を導入することにした。 制度で

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