担任、母の相談をメモに残さず…山形中１死亡 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

山形県天童市の市立中学校１年の女子生徒が「いじめにあっていた」との内容をノートに書き残し、線路内に入って山形新幹線にはねられ死亡した問題で、昨年６、７月に生徒の母親から相談を受けた担任教諭が、内容をメモに残していなかったことが２９日、市教委への取材で分かった。 担任は相談があったこと自体、校長に報告していなかった。いじめの兆候を見逃した可能性があるとして、事態を重く見た市教委は市内の全小中学校に対し、いじめ把握の対応に問題がないかを点検するよう求めている。 市教委によると、担任は昨年６月に電話で、７月２４日には２者面談の場で、母親から「娘はクラスや部活動で孤立していないか」と相談されたとしている。しかし、やりとりをメモなどで記録しておらず、６月の電話相談については、担任の記憶と遺族の話から時期を確認しているという。 担任は今月７日に女子生徒が亡くなった直後、校長から「女子生徒に関して気付い