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2万人対象…原発事故後の全作業員を健康調査 : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
日米共同の研究機関・放射線影響研究所(放影研、広島・長崎両市)は4日、東京電力福島第一原発事故発... 日米共同の研究機関・放射線影響研究所(放影研、広島・長崎両市)は4日、東京電力福島第一原発事故発生後の9か月間に、同原発内で作業にあたった約2万人全員を対象に、健康調査を生涯にわたって行うと発表した。 厚生労働省によると、作業員全員を対象とする調査は初めてという。 同省は作業中の被曝(ひばく)が将来、健康に影響する可能性があり、継続的に調査する必要があると判断。研究機関を公募したところ、原爆被爆者の健康調査などを行う放影研が応じた。 放影研によると、調査は同省が保有する作業員らのリストに基づいて実施。各都道府県で病院の協力を得て、数年おきに血液検査などを行い、がんや白血病の発症や心理的影響を調べる。 また、作業時の状況や従事時間などを聞き取り、被曝線量も推定する。採取した血液などは放影研で保管し、今後、何らかの疾病を発症した際、被曝の影響がないかなどを詳しく調べる。 同省は2011年3月1
2015/03/05 リンク